星を釣る少年の長い竿

遠い北の果てに、空に届くほど長い竿を持った少年が住んでいました。彼は魚ではなく、「賞味期限の切れた星を釣るのが仕事でした。

輝きが鈍くなった星は、そのまま放っておくとポロリと地面に落ちて、大きな穴を空けてしまいます。
少年は夜な夜な竿を伸ばし、くたびれた星をひっかけて地上へ下ろします。

そんなある日、いつもの様に星を釣っていると、

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