夜をなくした時計 未完 短編 童話 ある村に、「夜」を閉じ込めた大きな振り子時計がありました。その時計が動いている限り、村には静かな夜が訪れ、人々は幸せな夢を見ることができました。 ところが、一人のいたずら好きな少年が「もっと遊びたい!」と、時計の針を無理やり止めてしまいました。 すると、太陽は沈むのを忘れ、村は永遠の昼間になってしまいました。人々は疲れ果て、花は眠れずにしおれていきました。 “夜をなくした時計” への1件のフィードバック lin. より: 04/11/2026 19:27 そんな村の村民の中にはこの現状を変えようとする少年がいました。その少年ユウキは、村の中心に立つ大きな振り子と、振り子時計の周りで疲れ果てて横たわる人々を見て拳をギュッと握りました。 (いたずら好きな少年のせいで村に夜はこない。でも、その子だけが悪いわけではないかもしれない。この振り子時計を直さないと) 少年が向かったのは、一見の古びた本屋。その本屋の主人は、いつものような明るさはないものの笑顔で迎えてくれた。そこでユウキは誇りを被った本棚から一冊の古い本を出した。 ー「眠りの振り子時計」 「…みつけた。ここに、きっとかいてあるはず…。」 ユウキは本を開いた。 返信 続きを書く コメントをキャンセルコメント ※ 名前 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。 関連記事 重たい靴のトト 魔法のインクと未来の顔 星を釣る少年の長い竿 影をなくしたネコ 透明な針を持つ小さな騎士 真っ白な地図と「はじまりの足音」
そんな村の村民の中にはこの現状を変えようとする少年がいました。その少年ユウキは、村の中心に立つ大きな振り子と、振り子時計の周りで疲れ果てて横たわる人々を見て拳をギュッと握りました。
(いたずら好きな少年のせいで村に夜はこない。でも、その子だけが悪いわけではないかもしれない。この振り子時計を直さないと)
少年が向かったのは、一見の古びた本屋。その本屋の主人は、いつものような明るさはないものの笑顔で迎えてくれた。そこでユウキは誇りを被った本棚から一冊の古い本を出した。
ー「眠りの振り子時計」
「…みつけた。ここに、きっとかいてあるはず…。」
ユウキは本を開いた。